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合唱の伴奏に思う

七夕も過ぎ、蝉の大合唱に夏の到来を感じます。

 

近所にある小学校の前を通ると、音楽室から子どもたちの合唱が聞こえてくることがあり、思わず足をとめて聞き入ってしまいます。

たまに出会える子どもたちの一生懸命な歌声は、思いがけないプレゼント。そのように思うのは私だけではないと思います。

 

7月に入って、生徒さんから「合唱の伴奏をしようかな」という声が、ちらほらと聞こえてくるようになりました。

伴奏を引き受けるということは、その子が自分のピアノに自信をもっていることの表れなので、ピアノ指導者として嬉しく思います。

伴奏は、さまざまなことを実践で勉強できる良い機会です。レッスンでもしっかりとサポートをします。

 

合唱の伴奏におけるもっとも大切な役目は「安定したテンポ感」で弾くことです。

たとえ歌が走った(速くなった)り、遅くなったりしても、伴奏者はぐっと手綱を引くように冷静にテンポをコントロールしてあげられるといいですね!

良い伴奏者は全体をよく聴いていて、自分の演奏を調整します。小中学生にはまだ難しいかもしれませんが (o^―^o)

伴奏には、勉強になることが本当にたくさんあります♪

 

学校の伴奏は、あくまで期限付きなので、勉強時間やソロの練習時間への影響も限定的だと思います。できるかどうか迷っている方は、挑戦してみることをおすすめします。仲間と一つの音楽を作り上げる達成感は青春のかけがえのない思い出になりますよ! 

 

 

写真は、昨年、生徒さん二名が伴奏者として参加した学校の合唱コンクールを聴きに行ったときのものです。

現在は、耐震改修工事で長期休館中の「みなとみらいホール大ホール」。どのように生まれ変わるか楽しみですね☆彡